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新刊「高校野球と人権」

ノンフィクションライター中村計氏と私(松坂典洋)の共著「高校野球と人権」がKADOKAWAから2024年8月6日に出版されます。中村計氏との対談形式で、高校野球指導の限界を法的に明らかにしています。高校野球やスポーツ指導に興味がある方は是非ご覧になってください。

書籍の概要

甲子園から「丸刈り」が消える日――

  • なぜ髪型を統一するのか
  • なぜ体罰はなくならないのか
  • なぜ自分の意見を言えないのか

そのキーワードは「人権」だった。

人権の世紀と言われる今、どこまでが許され、どこまでが許されないのか。高校野球で多くのヒット作を持つ中村計氏が、元球児の弁護士に聞いた。日本人に愛される「高校野球」から、日本人が苦手な「人権」を考える知的エンターテインメント

目次

  1. はじめに~人権の手触り~
  2. 第一章 丸刈りと人権
  3. 第二章 逃走と人権
  4. 第三章 表現と人権
  5. 第四章 体罰と人権
  6. おわりに~友よ、許せ~

本書の特色

  • 長年にわたる地道な取材:中村計氏による高校野球の監督、選手や元選手、関係者へのインタビューに基づく実際の声に基づく問題を取り扱っています。
  • 法的視点:私の弁護士としての視点から、高校野球の慣習、指導等について、何が問題になるか、限界はどこにあるのか、法的な限界を明らかにするとともに、人権に対する理解が深まる構成となっています。
  • 包括的なアプローチ:高校野球の問題点を指摘するための書籍ではなく、指導者と選手の双方にとって望ましいあり方を探求しています。

こんな方におすすめ

  • 高校野球に関心のある方
  • スポーツと人権問題に関心のある方
  • 教育現場で働く教職員や部活動・クラブの指導者の方

本書は、上から目線で高校野球を批判する書籍ではありませんし、無味乾燥な法律の専門書でもありません。

共著者の中村計さん、編集者の本田拓也さん、そして私の三人には共通点があります。幼少期から野球を始めて高校までかなりの量の情熱を注いだものの、夢はかなわず、また現在、三人には同じ年ごろの子どもがいる点です。そんな3人が自分たちの人生を振り返りつつ、当事者として自分の子どもが野球をしたいと言ったなら、どんな指導を望むのか考えながら作った書籍です。

スポーツの挫折経験がある方、指導者としての経験がある方など、少しでもスポーツ指導の限界に興味がある方であれば、みなさんが悩んだ問題について具体的な事件を例にわかりやすく解説していますので、是非、ご購読ください。

ノンフィクションライター中村計氏について

大学以来、長年、様々な経験を共有してきた友人です。

某スポーツ紙を経てノンフィクションライターとして独立し、2007年に『甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実』でミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞、2017年『勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧幻の三連覇』で講談社ノンフィクション賞受賞するなど、高校野球をはじめとしたスポーツについての多数の著作があります!

スポーツに関しては、『Number』(文藝春秋)、『スポルティーバ』(集英社)などで記事が読めます。

プロフィールは以下を参照してください。

スポーツだけでなく、お笑いに関する著書(笑い神 M-1 その純情と狂気言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか (集英社新書))やクワガタを愛する男たちを取り上げたクワバカ クワガタを愛し過ぎちゃった男たち (光文社新書)などがあります。

直近の著作では、落語の人、春風亭一之輔 (集英社新書)があります。

丁寧な取材と独自の視点によって取材対象者の本質的な人格を炙り出すので、どの作品も面白く読み応えがあります。本書以外も是非ご覧ください。

購入方法

書籍は、全国の主要書店およびオンライン書店にてお求めいただけます。詳細は以下のリンクからご確認ください。

Amazonの「高校野球と人権」のページ

皆様のご購読を心よりお待ちしております。

松坂典洋
弁護士・社会保険労務士
長年弁護士をしてきた結果、紛争が発生した後に対応するよりも、法制度を積極的に利用してビジネスモデルを構築し、リスク回避の仕組みを整備した方が、企業は利益を確保しやすく、持続的に発展することが出来ると確信しました。

「人手不足で悩んでいる」「社員が定着しない」等、一見法律が関与していない悩みでも、法的側面を含めた体制構築・整備を行うことで解決することが出来ます。

当事務所は、ビジネスのプロセスに着目し、経営者に寄り添い、悩みの解決を積極的にサポートします。
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